飲食料品製造業

食品製造現場での外国人材活用と安全対策

食品工場や製造ラインでは、スピード・衛生・正確性が求められます。私たちは、即戦力として現場に馴染みやすい外国人材を選定し、事前教育から配属後の定着支援まで一貫して対応いたします。

また、火気や高温機器を扱う工程がある施設では、防火管理者や安全巡回スタッフとして元消防職員のご紹介も可能です。

食品製造の外国人材
ライン作業

ライン製造・包装

食品や飲料の流れ作業を担当。スピードと衛生面への配慮が徹底された人材をご紹介します。

検品

検品・仕分け

視覚検査や異物チェックなど、集中力が求められる工程も対応可能。丁寧な研修も実施します。

洗浄・清掃

器具洗浄・清掃

器具や作業場の洗浄など衛生管理にも対応。決められた手順を遵守できる人材を確保しています。

対応可能な業務と補助レベル

業務種別 補助レベル 備考
包装・検品 ★★★ 日本語不問も可
製造オペレーション補助 ★★ N4以上推奨
清掃・衛生管理 ★★★ 指差し確認徹底
🔥 消防 × 食品製造の親和性
防火管理者の配置は、火気工程や高温設備がある現場の「初期消火体制・点検・訓練強化」に有効です。
元消防職員の知見が、施設全体の安全管理向上に繋がります。

外国人材が安心して働ける受け入れ・教育体制

事前マッチング

STEP1:マッチング面談

事前に職場環境や業務内容を伝え、応募者本人との面談を実施。適性や希望をもとに配属を行います。

事前教育

STEP2:衛生・安全教育

工場内での衛生ルールや安全確保のための基本知識を日本語・ベトナム語・英語などで指導。動画教材も活用します。

定着支援

STEP3:配属後のフォロー

日本人スタッフとの関係構築や生活面での不安解消まで含めたアフターフォローを行い、定着率向上を図ります。

📘 技能実習・特定技能制度にも対応
就労形態に応じた法令対応、入管手続き、住居確保支援までトータルで支援可能です。
登録支援機関としての業務実績もございます。

特定技能「飲食料品製造業」とは

特定技能「飲食料品製造業」は、特定技能制度の中でも飲食料品の製造に特化した分野です。
すでに「外食業」分野が先行して制度運用されていますが、当分野はそれに次ぐ重要なポジションであり、 受け入れ予定人数も最多となっています。

特定技能制度の概要

2019年4月に新設された在留資格「特定技能」は、一定の専門性・技能を有する外国人材の受入れを目的とした制度です。 日本の人手不足に対応し、現場レベルでの即戦力としての活用が期待されています。

受け入れ見込み人数

当初は5年間で34,000人の受け入れが予定されていましたが、2022年の見直しにより 87,200人まで増加。さらに令和6年4月からの5年間で139,000人が見込まれています。

受入れ可能な人材

  • 技能測定試験および日本語能力試験(N4以上)に合格した者
  • 飲食料品製造業の技能実習2号を修了した者

従事できる業務内容

特定技能外国人は、飲食料品製造(酒類除く)全般の製造・加工・衛生管理に従事できます。
関連作業(原料の受入れ、清掃、納品など)にも携わることができます。

対象となる業種は以下のとおりです:

  • ① 食料品製造業(畜産・水産・調味料・冷凍食品など)
  • ② 清涼飲料製造業
  • ③ 茶・コーヒー製造業(酒類除く)
  • ④ 製氷業
  • ⑤ 菓子小売業(製造小売)
  • ⑥ パン小売業(製造小売)
  • ⑦ 豆腐・かまぼこ等の加工食品小売業

所属機関(受け入れ企業)の条件

  • 「食品産業特定技能協議会」に加入していること
  • 農林水産省や協議会の調査等に協力すること
  • 支援計画の実施が可能、または登録支援機関へ委託すること

※登録支援機関も協議会の構成メンバーである必要があります。

雇用形態・報酬

雇用形態は直接雇用のみで、派遣は不可です。
報酬については「日本人と同等以上の水準」が求められます。雇用企業はその説明文書を事前に提示する義務があります。

📝 特定技能「飲食料品製造業」 試験の内容

「飲食料品製造業」の資格を取得するには、以下2つの試験を受ける必要があります。

  • 飲食料品製造業技能測定試験
  • 国際交流基金日本語基礎テスト または 日本語能力試験(N4以上)

📘 技能測定試験の概要

本試験は、特段の訓練なしで即戦力として働ける能力があるかを確認するもので、以下が求められます。

  • ✔ 食品を衛生的に取り扱えること
  • ✔ HACCPに準拠した衛生管理が可能であること
  • ✔ 加工や製造作業に関する基本知識を有すること

📖 試験テキストの章立て

  • 第1章 食品安全、品質管理の基本的な知識
  • 第2章 一般衛生管理の基礎知識
  • 第3章 製造工程管理の基礎知識
  • 第4章 HACCPによる衛生管理の知識
  • 第5章 労働安全衛生に関する知識

🔍 出題傾向の例

過去問題は未公開ですが、テキストから以下のような問題が予想されます:

Q: 「毒素型食中毒の原因となる細菌は次のどれか?
(a) 腸炎ビブリオ (b) ボツリヌス菌 (c) ノロウイルス」

📌 HACCP(ハサップ)とは?

HACCPとは、食品製造の全工程で汚染・異物混入などのリスクを特定・管理する衛生手法です。 2021年6月以降、全ての食品関連事業者に導入が義務化されました。

🌐 試験実施方式と対応言語

  • 📍 国内: CBTまたは紙試験、日本語
  • 📍 海外: フィリピン・インドネシアなど(現地語)

📂 学習テキストの言語対応

  • 日本語/英語/中国語/ベトナム語/インドネシア語/ミャンマー語/カンボジア語

🎓 受験資格

  • ✅ 17歳以上
  • ✅ 在留資格を有していること

🖊 試験の申込み

国内試験は 一般社団法人 外国人食品産業技能評価機構(OTAFF) 公式サイトにて申込み可能です。 海外試験(例:フィリピン・インドネシア)は OTAFFのサイトに随時日程が掲載されます。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 外国人でも衛生ルールをしっかり守れますか?

はい。配属前に動画やテキストでの教育を行い、実技研修も実施しています。ルール順守への意識が高い人材を選定しています。

Q2. 日本語が話せない方でも大丈夫ですか?

単純作業が中心の業務であれば、日本語レベルN5〜N4程度でも対応可能です。作業指示はピクトグラムや図解で補足します。

Q3. 定着率に不安がありますが、対策はありますか?

CKでは定期面談・多言語での相談対応・住環境サポートまで行い、早期離職を防止。定着率90%以上の実績があります。

Q4. 火気や高温を扱う現場ですが、安全面は大丈夫ですか?

消防法に基づく防火管理体制が必要な場合、元消防職員の紹介や防火教育の導入も可能です。安全巡回にも対応します。

Q5. 社宅や生活面の支援もお願いできますか?

はい。近隣の物件探しや家具付き寮の手配、生活ガイド配布までサポートします。24時間緊急連絡体制も整えています。

食品製造業の外国人採用について

ご相談やご質問だけでもお気軽にどうぞ。経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。

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